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グヴァール・ウヌィア(Miraheze Tanukipediaの記事)

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グヴァール・ウヌィアとはパインの創作している架空世界のこと。

概要[]

グヴァール・ウヌィアは完全な架空世界である。

ドゥグラルアイ[]

ドゥグラルアイはグヴァール・ウヌィアに存在する球界の中で最大の世界半径を持つ球界である。水分布が偏っており、地表のほとんどは極度に乾燥した寒冷な荒野である。水と空気が存在する地域(ホスル。湖水地方とも呼ぶ)に生命が集中している。ホスルは一つ一つが非常に離れいるのでホスル間の生き物の交流は少ない。この点から大界中最も分断された球界であるといえる。あまりに広大なので、ほとんどのホスルは存在を知られておらず、ドゥグラルアイにいくつのホスルがあるのかは不明である。  

最も有名なホスルは「ホシューラ」である。ホシューラは既知のホスル中、二番目に広い湖・ホホムス湖を中心とした生命圏である。ホシューラで生活する民族にはただ「大海」と呼ばれるホホムス湖は、ちょうどドゥグラルアイとモッディーラを繋ぐ大門の上に存在しており、水の供給源は”深き海のラインテーラ”であるモッディーラであるとされる。ホホムス湖は多層湖であるため、この大門を通過するのは易しい。そのため歴史上ホシューラはモッディーラの生命体との交流が多かった。  

ドゥグラルアイは大門が3つ、小門については数えきれないほど存在している。 

ホシューラ[]

ホシューラとは[]

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ドゥグラルアイとモッディーラのドゥイグ・ガーツェの上には巨大な淡水の海・ホホムス湖がある。この広大で豊かな水量を持つホホムス湖と、それが作り出す緑あふれる地域のことを「ホシューラ」と呼ぶ。     

ホシューラの地域[]

1州分けver2

 

ホシューラは歴史的な経緯から6つの地域にわけられる。北から時計回りに北岸(赤)東岸(桃)南岸(橙)バラエ(黄緑)遠海(黄)西岸(青)である。これにホホムス湖とアラムス湾フフムス湖を加え9大州とすることもある。 

北岸[]

ホホムス湖の北に広がる地域。太古の昔からレギブド人の領域であり、現在でも古代レギブド人の建設した遺跡の残る古い土地である。6大州中面積は最大だが荒涼とした土地が多く、総人口は下から数えたほうが早い。東岸と併せてアルブラ(アルバド人の土地)とも呼ばれる。 

東岸[]

ホホムス湖の東に広がる地域である。大半が砂漠だが沿岸部には肥沃な土地が広がり、ホシューラで最も人口密度の高い地域となっている。東岸は歴史的にレギブド帝国の支配下におかれていた。現在もそうである。

南岸[]

ホホムス湖の南の地域である。広大な草原と砂漠、大山脈など多様な地形がみられる。6大州中二番目に人口(知的生命体の人口。人類以外も含む)が多い。

バラエ[]

バラエ環島と呼ばれる細長い大陸と周囲の島嶼を含む地域である。最も変化にとんだ険しい地形を持つ大州。ほとんどが人間の住める環境ではないが交通の要衝にあたるため、昔から経済的に発展しており人口も多かった。北のレギブド文化と南の南人文明の混ざった特異な文化がみられる。

遠海[]

フフムス湖の西に広がる地域である。四方を険しい山脈で囲まれているため周囲と孤立し、独自の文明を築いてきた。ホシューラ最大の人口を持つ。

西岸[]

アラムス湖の西の地域である。海岸沿いに山地があるほかは大半が平地で、その大部分は砂漠である。人口は沿岸平野か快適な気候の高原に集中している。

ホシューラの知的生命体[]

ホシューラ民族はターク人(人類のこと)レギブド人フォロメン人湖人の四種類に分類される。これ以外にレイノン凍原以南から周期的にホシューラ世界を訪れる南蛮人も存在するがここでは紹介しない。

ターク人はホシューラで最大の個体数を持つ知的生命体である。タークは闘争心が強くかつ大集団を形成する。おおむねターク以外の生物に対しては差別的に振舞う。文字を使用するなどレギブド人と共通点が多い。

レギブド人は前1万年頃に北東の地よりホシューラ世界にやってきたとされる古い民族である。有名なアルバドス帝国を興したことからアルバド人とも呼ばれる。他のホシューラ民族とは一線を画す高度な技術を持ち、造船、測量、建築、算術などに巧みであった。ノリノメイヤ(現在の北岸州に重なる)を異民族から守ることに腐心してきたが、20世紀に諸事情により「北の黒壁」を放棄せざるを得なくなり、ヨディルニヤを失地したまま現在に至る。   遥か昔には「山を熔かす熔山術」や「不壊船を造る造船術」などを持っていたが、ヨディルニヤ失地の大混乱でほとんどが失われた。現在は人口減少が最大の問題となっている。

フォロメン人は俗に密人とよばれる種族である。ターク人やレギブド人と異なり、多種多様な容姿、形態、習俗を持つ種族であり、属する民族間で差異が大きいという点から湖人に近い。 

北岸や東岸には住まず、また西岸にもほとんどいない。これは古代北岸に長期にわたり君臨したレギブド帝国が密人を嫌い、ほとんど殺すか奴隷として使い潰してしまったためである。レギブド人が衰えた今日でも、北岸のアノメイヤや東岸のレギノメイヤにはフォロメンの民はほとんど住んでいない。現在フォロメン人口は南岸のナルルディン、エンディル、バラエの南部地域に集中している。もともとフォロメンの多かった旧世界や遠海州では、農業を行うターク人と競合して大部分が追い払われてしまった。普通のフォロメン族は大規模な集団を形成することが無いので、人口でこちらを凌駕するタークには勝つことはできなかったのだと考えられている。

湖人は水と深いかかわりを持つ種族の総称である。台湖神属とも呼ばれる。歴史上湖人といわれてきた民族の中には、明らかにタークであるものも入っているなど定義は曖昧である。狭義では水中に住み尾を持つ者をさす。モッディーラ出身の種族が多いといわれる。

水中生活に適応していてひれや尾、ひげ足を持つ者が多い。陸上では活動できない種族が大部分であるが、ターク人の記録に残っているのはもっぱら陸上生活が可能な湖人たちである。海を支配するのは湖人であり、このため航海民族・レギブド人の天敵として長年争いを繰り広げてきた。古代には海を溢れさせる「洪水の法」を持つ回頭氏や深い海の人が活発に活動し、あちこちで消えない大津波を呼び起こして盛んに陸上進出をしたこともあった。土地を水没させることは陸人(主に農業を行うターク)を激怒させ深い恨みを買うため各地で迫害され、現在は第三層海の下に住む湖人以外は衰退してしまっている。

現在のホシューラ世界(途中です)[]

南人(ターク、フォロメン、湖人の総称)の世紀である。前時代に広義の南岸(南岸、バラエ、遠海)を席巻した南蛮人は姿を消し、古代世界を支配したレギブド人は大きく勢力を減退させて北岸奥地に引っ込んでしまった。

北岸では新興国のクルキタが並み居る大国を制し北岸統一を成し遂げた。

遠海では三百年ぶりのエル人王朝であるエルガル王国が北方の大老帝国を滅ぼし、ソーダガル帝国の分裂以来長きにわたった戦乱の世を終わらせ遠海州に秩序を取り戻した。

旧世界においては、レノダイル

ホシューラ世界を理解するためのキーワード[]

レギブド人について[]

レギブド人は差別的で怠惰で自民族以外をヒトと認めず他民族を虐殺することを好むというように、南人にとって非常によくない集団である。南人はレギブド人の技術は崇拝するが、レギブド人のことは悪魔冷血人と呼び、心の底から軽蔑し見下している。

こんな感じでいいところが一つもない(レギブド人以外にとって)レギブド人だが、彼らには一つ重大な、ホシューラ世界を存続させるうえで最も大切な役割があった。それは数千年に一度、北岸のさらに北のドバド・ダガザ門から溢れるドゴル人よりホシューラ世界を守ることである。ドゴル人はホシューラの生物とは全く異なる性質を持ち、一瞬で世界を壊してしまう程の力を持ち非常に凶悪でホシューラにとって大変危険な存在である。歴代のレギブド人たちは「黒の長城」と呼ばれる巨大な鉄の塊を北岸に建設し、ドゴル人と死闘を繰り広げ北岸を破滅から守ってきた。

しかし前回のドバドダガザ開門の際、レギブド人は様々な理由から「黒の長城」防衛に失敗し、ドゴル人のホシューラ侵入を許してしまった。ある程度はドゴル人を長城防衛で食い止めたため、ドゴル人の破壊は北岸のみで済んだもののその被害は甚大で、緑豊かだった北岸は100年で荒れ果てた毒気のある灰が降る土地に変わってしまった。現在の北岸には多少緑が戻ったものの、かつてのような深い森林は復活せず、冷たい草原が拡がる荒涼とした大地となっている。

黒の長城は二度と再建されず、レギブド人はドゴル人の襲来を恐れアノメイヤに閉じこもってしまった。また大混乱でレギブド人は多くの技術や知識を失い、さらにはドゴル人の存在すら忘却してしまっている。次にドゴル人が来襲したとき、ホシューラ世界を守ることができるかどうかがホシューラ人の運命の分かれ目である。

(ちなみに次はもうすぐです)

クルキタ帝国について[]

クルキタは北岸の大部分を支配する巨大な帝国である。およそ300年前に北岸に移住してきた南人が興した国で歴史は浅い。首都はクルクス。巨大な常備軍とそれを十分養えるだけの経済力を持ち、ホシューラで最も強力な国家の一つである。クルキタの人口は南から移住してきた農耕民クルが四分の三を占め、残りを先住の遊牧民グリアや奴隷、亡命レギブド人が占める。二王体制をとっており定住民を代表するクルキタ王がクル人を、グリアのプグ王であるタロカンド大公がグリア人を統治している。

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クルキタ帝国はもともとはメニジアのオボロド地方に建設された植民国家の一つで、近隣の他植民国家やグリア族の来襲に翻弄される矮小な存在に過ぎなかった。しかし4188年にタロンゴル大王がグリア族のタロヌーカン族と同盟を結んだことで強国となり、急速に統一活動を展開して北岸の大半を領有するに至った。そのため帝国内におけるグリア人の地位(公の)は高く、特にグリア族を束ねる存在であるタロカンド大公はクルキタ王に次ぐ第二の地位にある。

クルキタの野望は衰えた東の大国アルバドスを征服することである。古来(とはいってもここ2000年くらい)ヨディルニヤを統一した集団は富と名誉を求めて、豊かなアルバドスの領土に遠征するのが常であった。クルキタは数百年ぶりに北岸の統一に成功しており、クルキタの支配層は自分たちがレギブド人たちを降伏させる能力を十分に備えていると信じきっている。クルキタ=アルバトス戦争はいつ起こってもおかしくないのである。

バラエの九十九都市連合について[]

バラエの九十九都市連合とはバラエ州に存在する強力な都市同盟のことである。ロドリゴス都市に起源を持つ都市国家によって構成され、経済と軍事を駆使して南北貿易を支配し、バラエとその近隣地域に多大な影響を与えている。連合の築き上げた商業ネットワークはかつてないほどに南世界(南岸、遠海、バラエ)と北世界(北岸、東岸、西岸)を結び付けている。

バラエ

外部リンク[]

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